幸せの恋

~嘘でしょ?~

あれから2ヶ月がたって
もう12月に入っていた。
樋川くんとは毎日L●NEをしている。
おかげで、だいぶ樋川くんと
仲良くなった気がして嬉しかった。

でも、ある日樋川くんがL●NEで、

「あのな…、誰にも言わんといてな?
 俺、もうすぐ彼女と別れるねん。」

突然のことで戸惑いが隠せなかった。

「嘘でしょ…?」

って、言ってしまった。
すると樋川くんは、

「前から決めてたことなんだ。
 だから、別れるねん。」

あたしはこのことを、喜んでいいのか
ダメなのか、わからなかった。
でも、何故か無性に悲しくなった。

「そうなんだ…。
 別れてほしくないけど、
 決まったことは仕方ないね。
 残りの日を大切に二人で
 いい思い出にしてね!!」

そう送り、携帯の電源を消した。
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