いつだって。

二人の過去。



「美愛…ちょっといい?」

リビングのソファーで
テレビを見ていると
お姉ちゃんが真剣な顔をして
話しかけてきた。

「…どうしたの?」

「本当はもう少し後に
話そうと思ってたんだけど…
今の美愛を見ていたら、
話さずにはいられなくなって」

「…何のこと…?」
< 292 / 344 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop