いつだって。


「ど、どうした!?大丈夫か!?」

俺はすぐさま駆け寄る。

「だ、大丈夫です...
ちょっと疲れちゃって」

本当はかなり疲れていて
体力もそんなに残っていない
はずなのに、彼女は今
俺なんかに満面の笑顔を向けている。

「......っ」

俺なんかのことを
こんなに疲れるまで
探してくれたんだな...。
< 44 / 344 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop