紫季と惺

付き合う

「えっ?」


「だから…。」


「惺の毒牙でも…。」


「違うから。ごめん。」


「せっかくの作戦が…。」




 森山は、崩れ落ちた。











「ごめんね。」




 私は、何十回かの謝罪の言葉を、口にしてた。


「紫季〜、何やってんだが。」


「一応、作戦成功したでしょ?その後は、私の勝手でしょ。」


「そうだけど…。紫季ちゃん。」


「こんな作戦に付き合った私に感謝すべきやね。」


「えっ。紫季とは、絶交だから。」







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