ナルシスト彼氏。
あたしの気持ち

ケイサン

とりあえず席に着き、由歌の方を振り返った。



「由歌・・・つき合わせちゃってごめんね。」



見た感じ嫌そうな感じはしてなかったけど・・・




あたしのせいで巻き込んじゃってるワケだし・・・。




あたしがそう言うと、きょとんとした表情でやがて笑顔になった。





『大丈夫っ!!気にしてないし・・・それに話すと楽しい子だよ?』





「ありがとっ・・・由歌。」




由歌はこう言ってるけど、いつまでもこういうワケにはいかない。




あの子に友達ができるまでとか思ってたけど・・・。




あの子には謎が多すぎるんだよねぇ。





最初に会ったときだって・・・



やけに2-Aってコトにこだわってたような・・・。





うちのクラスに何かあるのかな?




あたしの名前聞くよりも最初にクラス聞いてきたし・・・。



あ゛ぁー・・・。


あたし、うじうじ悩むの好きじゃないんだよね!!
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