サヨナラからはじめよう
沈黙に耐えられずにギュッと目を閉じると、
スッと目の前から気配が消えるのを感じた。
恐る恐る目を開いていくと、司が一歩引いたところで自分を見つめている。
どうしていいかわからずにいると、司はふっと目尻を下げて微笑んだ。
そして手を伸ばして私の頭に触れると、
そのままいい子いい子するように撫でた。
「ち、ちょっと・・・・?」
「ちゃんとこの後眠ってくださいね?まだ完全に熱が下がってないんですから。・・・顔も赤いですよ?」
そう言って顔を覗き込んでくる。
「!!!」
慌てて頬に手を充てると、あいつはニコッと笑った。
こいつ・・・・!!
絶対にわかってやってる。
私がドキドキしてテンパってるのも、全てお見通しでやってるんだ。
絶対にわざとだ・・・・!!
ボフッ!!
私は手元にあった枕を思いっきりあいつに投げつけた。
ふらつきながらも見事に顔面にクリーンヒットした。
「このエロ男!さっさと部屋から出て行けっ!!」
スッと目の前から気配が消えるのを感じた。
恐る恐る目を開いていくと、司が一歩引いたところで自分を見つめている。
どうしていいかわからずにいると、司はふっと目尻を下げて微笑んだ。
そして手を伸ばして私の頭に触れると、
そのままいい子いい子するように撫でた。
「ち、ちょっと・・・・?」
「ちゃんとこの後眠ってくださいね?まだ完全に熱が下がってないんですから。・・・顔も赤いですよ?」
そう言って顔を覗き込んでくる。
「!!!」
慌てて頬に手を充てると、あいつはニコッと笑った。
こいつ・・・・!!
絶対にわかってやってる。
私がドキドキしてテンパってるのも、全てお見通しでやってるんだ。
絶対にわざとだ・・・・!!
ボフッ!!
私は手元にあった枕を思いっきりあいつに投げつけた。
ふらつきながらも見事に顔面にクリーンヒットした。
「このエロ男!さっさと部屋から出て行けっ!!」