サヨナラからはじめよう
「あっ、ありがと!私は大丈夫だから行こっか!」
なんだか妙に甘い視線にこれ以上耐えられなくなり、
それから逃げるように立ち上がった。
なんか今日の中村君からは変なビームが出てる。
まともにくらったら卒倒してしまうわ。
「・・・・ほんとに大丈夫ですか?」
こちらを伺うようにじっと見つめてくる。
本当はまだ体が熱い気がする。
でも体調のせいなのか中村君のせいなのかもうわからない。
それに、まだ帰りたくない。
「大丈夫!お腹空いちゃった。何か食べに行こ?」
怪しまれないように元気を振りまくと、
やがて中村君はようやく納得したように頷いてくれた。
「わかりました。何度も言いますけど、調子悪くなったら言ってくださいね?」
「わかった。約束する」
「じゃあ行きましょうか。場所は俺が選んでもいいですか?」
「どこでもオッケーだよ」
センスのいい彼が選んだ場所で外れだったところなど一度もない。
私は二つ返事でOKした。
なんだか妙に甘い視線にこれ以上耐えられなくなり、
それから逃げるように立ち上がった。
なんか今日の中村君からは変なビームが出てる。
まともにくらったら卒倒してしまうわ。
「・・・・ほんとに大丈夫ですか?」
こちらを伺うようにじっと見つめてくる。
本当はまだ体が熱い気がする。
でも体調のせいなのか中村君のせいなのかもうわからない。
それに、まだ帰りたくない。
「大丈夫!お腹空いちゃった。何か食べに行こ?」
怪しまれないように元気を振りまくと、
やがて中村君はようやく納得したように頷いてくれた。
「わかりました。何度も言いますけど、調子悪くなったら言ってくださいね?」
「わかった。約束する」
「じゃあ行きましょうか。場所は俺が選んでもいいですか?」
「どこでもオッケーだよ」
センスのいい彼が選んだ場所で外れだったところなど一度もない。
私は二つ返事でOKした。