東京24区―死神の住む街―
第1章
薄暗い部屋。

酒とタバコの臭いが充満している。

「次こそは!!」そう言いながら、もう何度目かわからない勝負に挑む人々。

そう。ここではギャンブルが行われている。

ここにいるのはいかれたギャンブラーと、ここを支配する死神たち。

―死神の住む街―東京24区。

警察や政治家もこの街には手を出せない。

つまり無法地帯だ。

死神はここでギャンブラーたちに最高のもてなしをする。

その代わり自分の”命”をかけさせる。

ふざけた話だ。

だが客が耐えることはない。

1度ここに入った人間は出ることができない。

ここにいれば現実は関係ない。

一生遊んでいられる。

出て行くはずがない。

ただ俺は違う。
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