恋龍伝 〜不思議な猫と闇の国〜


『よう、よんでくれたのぉ!
我の名は龍華じゃ。
紗羅から話は聞いておろう。』

でてきたのは
白銀の着物を身にまとった
猫目のかわいい女の子だった。

「えぇぇぇぇ!?
龍だけじゃないの!?」

龍華さん!?
なーんーだーとー!?

『なにをいっとるのじゃ。
水紀はお主の先祖じゃろう。

神楽一族のものは
話を聞いた先祖なら召喚することが
できるのじゃよ。』

あたりまえ。という顔をして
こちらをみる龍華さん。

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