恋龍伝 〜不思議な猫と闇の国〜
『ハハハハハハッッ。
そうです。僕たちは悪魔の一族。
行けっ、ブラックバッド!!』
ひらきなおった
小人たちが声を揃えてそういうと
どこからともなく
真っ黒な鳥が出てきた。
からすじゃないのはひとめでわかる。
ブラックバッドとかいうやつの周りには
真っ黒なうずがまいていて
とても近寄れない。
『亜美、怯むなよ。
あいつらはスキを狙ってくる。
我は自ら力を出すことができぬ。』
てへっと笑う龍華さん。
「どうしたらいいの!?」
答えを求める私。←