恋龍伝 〜不思議な猫と闇の国〜

『起きたか、亜美。

みなお主が起きるのを
待つといっておったのに
はじめおってなぁ。』

笑う安曇。
二足歩行してるぞ。こいつ。

『ずっとまってたんですから!』

璃稀さんが
もうまちきれないっ!
といった表情で
ならんだ和食の鉢をみながらいった。


「な、なんかごめんね!」

『いえいえ!
当主様!あいさつを!』


「あいさつ?」

『いただきます。

といってください!』
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