【完結】ホイクメン!
「おいっ、寝てんのか?」




「へっ!?」




隣人の耳打ちによって我に返る。




すぐ隣にいたのは信明。


今はクラス会議の真っ只中なのに、私はつい先日の出来事を思い返して1人落ち込んでいた。




「・・・ってな事で、いいですか?

優香先生、信明先生!?」




私たちのやり取りを、チーフの藤子先生は見落としていなかったようだ。




「あっ、はい・・・。」




内容もわからず空返事。




ここ最近、仕事中もずっとこんな感じだ。


小さな子どもと接する仕事なのに、こんな調子じゃ本当にまずい・・・。
< 239 / 485 >

この作品をシェア

pagetop