【完結】ホイクメン!
車内は沈黙のまま。


しかし准一の運転する車は、信明の住む白石区菊水方面へと向かっていた。




私は准一の車に同乗したまま。


さっきの数分間で彼らがどんな会話を交わしたのか。


ぼんやりと受話口から聞こえた声は、決して多くを語っていなかったはずだ。




「なぁ、優香・・・?

悪いけど、少しの間車で待っててくれないか?」




「え・・・?」




先に口を開いたのは准一。


彼は私を同乗させたまま、信明の家へと向かっているようだ。




「・・・うん。わかったよ。」
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