【完結】ホイクメン!
「じゃ、9時になったら保育室に向かいます。

その時に同じフロアの保育室と調理室を覗いて挨拶していって下さい。」




私は彼を連れながら、1階の各教室に挨拶をして回った。




隣の1歳児クラスでは、この保育園では珍しい男性保育士にみんなが興味を示している。


それは子どもたちだけでなく大人も然り。




―――ちょっと・・・、みんな見すぎ・・・!!




保育士はもちろん、子どもを連れて来ていたお母さんたちも目を見張る程。


それだけ信明先輩はイケメンで、彼の性格を知らずとも引き込まれていく人は少なくなかった。
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