気がつけばいつも、キミだけを。
今、すごく楽しいのに
それと同じくらい、すごく辛い。
好きだからもっと近づきたい。
友達じゃ満足できない。
すごくすごく大好きだから、想うだけで涙が溢れてくる。
「元気ない?
俺にテストの点数負けたから、落ち込んでんの?」
私の顔を覗き込んで、冗談を言ってくる。
小さな変化に気づいてくれる岩田くんは、私のことをしっかり見てくれてるんだ。
「テスト負けたら奢ってくれないんでしょ?
だから拗ねてるのー」
「拗ねてたのか!」