あなたとひとつ屋根のした

☆俺じゃダメかな?☆ 晴人side

そんなことがあったんだ。


そっか。つらいんだよな。


やっぱここで俺が助けられたらかっこいいよな。惚れられるよな。


でも助けるっていってもな〜どーしたらいいんだ?


…………わかった!俺が加奈への正直な気持ちを伝えて、付き合おう!そしたら好きになるもなにも俺が好きだからって胸張って言えるだろ?


めっちゃいい考えだわ。うん。ふぅー。いくぞー。


「加奈?」「ん?あ、ごめんね。なんか空気悪くしちゃったね。」


え?謝らんでもいいのに。


「全然いいんだよ。気にしないで。そんなことよりさ、俺伝えたいことあるんだ。」「うん。」


ふぅー。頑張れ俺。きっと大丈夫だ。


「実は加奈のこと好きなんだわ。雄介とか凌平じゃなくて、俺じゃダメ?俺、加奈のこと幸せにできる自信あるんだ。だから…ダメかな?」


よく頑張った俺。さすがだぞ。!?!?加奈泣いてる!


「加奈!どーした?ごめんな!俺がこんなこと急に言うから!まじごめん!忘れて!」


泣かせちゃうとは思ってなかった。


「晴人。ありがと。晴人じゃダメなんじゃなくて、晴人じゃないとダメ。私ね、晴人のこと好きだから。」「加奈…」


なんなんだよー!まじ焦ったし。


てかなに?晴人じゃないとダメとか!


え、嬉しすぎて死にそうだわ!


「加奈。俺、絶対幸せにする。だから、悩み事とかあったらいつでも言ってね。相談だってのるから。」「ありがと。」


めっちゃ幸せ。
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