太陽のあいつ《完結》
手で乱れた髪を直している隙に、
アツシは俺の唇に軽くキスをした。



「わあ!!何だよ!?
こんなところで何やってるんだよ!!」



無邪気に笑うアツシの笑顔が憎めない。



アツシのことが
ホントに好きなんだ。


アツシのすべてが
大好きなんだ。


アツシ…
ホントに俺たち同じ気持ちなんだね。


マジ…
嬉しい…



夏休み初日。


星空の下で
俺たちは付き合おう事を決めた。


空を見上げて、
俺たちを照らす月に心を込めてお願いした。


俺たちのことを
ずっと見守ってください…
< 198 / 579 >

この作品をシェア

pagetop