太陽のあいつ《完結》
「俺は別にいいよ…。
クラブで踊れたら、
それで良いかな~」


「そう言わずに!!
じゃ、21時に渋谷で待ち合わせしようぜ!」


「おお!じゃあ後でな!」



そんな約束を交わした後、
自転車通学している俺は
ナオキに手を振り、校門を出た。


西に傾く太陽が眩しく、
目を細めながらハンドルを握り、
坂道を下る。
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