心も、とろけるほど愛して



「おい...七瀬」



後ろから声をかけられ振り向いた。


「社長、遅くなりました」



手に持っていた紙袋を社長に渡し胸を撫で下ろす。



「それじゃ...失礼します」



社長を背に帰ろうとすると肩を掴まれた。



「七瀬...この袋を持って中身を着けろ、いいか絶対着けるんだぞ」


社長は、手に持った袋を、もう一度、私に返すとフィットルームに押し込まれる。



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