心も、とろけるほど愛して
②愛って
どこまでも2番目なの
「七瀬、エスプレッソを持って来てくれ」
「はい」
デスクに座る私は肩を微かに揺らと社長はムっとした顔で後ろから睨む。
・・・昨日
社長のマンションに帰るとシャワーを浴び夕食を食べてから良い雰囲気になってキスをしようとしたの。
「うり...」
目を閉じ待っていると「っう」って声が聞こえて開けると顔にラセン状のひっかき傷。