心も、とろけるほど愛して
「うるさい?うるさくて結構です。私は抱かれる為に連れて来られたって事なんでしょ?」
「違う」
「じゃ、何ですか?」
やり取りをしている内にエレベーターは開き社長は、私の手を掴み直すと部屋へ入って行く。
部屋に入ると社長は手を離しキッチンへ。
少し苛立った私は、目の前にあるソファーに座ると深呼吸をした。
「飲めよ」
社長の手には炭酸水。
「ありがとう...」
炭酸水を受け取ると一口飲み、座ったままコップの端から社長を見つめた。