星屑のバラード
常にケータイのメモリーには男の人が50人ほど登録されてる

悪く言ってしまえば、使い捨てにすぎない人たち

その男たちの中には、わたしのことをポイ捨ての女だとそう考えてる人ももちろんいると思う


わたしは夜になると心が不安定になり、男の人の声を聞かずには眠れない

男なら嫌だなって自分が思わない限り誰でもよかった

手当たり次第に電話をかけて出てくれる人で、尚且つわたし好みの甘い言葉をかけてくれる人であれば十分だった


満たされるのはほんの一瞬だけ


気休め程度にしかならないことを毎日繰り返してはループにはまっていく…

まるで螺旋階段で下へ下へとぐるぐると降りていくように…


中学を卒業してからだから4、5年こんなことを続けていれば、自然と心は腐っていった…




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