冷たい彼は旦那さま


「サツキがさ、遥の高校の文化祭に行きたいんだって」


「え?」


何でサツキさんが知ってるの?


確かにうちの高校では10月に文化祭が開かれる。


「サツキの従姉妹が遥と同じ学校だって言ってなかった?」


サツキさんの従姉妹がうちの高校に?


「いえ、初めて知りました…」


胸騒ぎがする。


「それで、行きたいらしくて。嫌なら断っておくから」


「いえ、大丈夫です。ぜひ、いらっしゃってください」


私なんかが嫌だなんて言う権利ないよ。


正直言って、サツキさんとはもう関わりたくない。


登録されていた連絡先も消したいと思いながらもそのまま。



それからというもの、胸の奥のモヤモヤが晴れないま私は文化祭の準備で考える暇さえ無くなってた。

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