冷たい彼は旦那さま


「分かった。千秋もそうしろよ」


「………分かった」


「ありがとう、二人とも」


それから、何度も謝ってくる数人の女子にも笑って許した。


本当は許せなかったけど、彼女達も怖かったに違いない。


髪の毛は千秋に整えてもらった。


「可愛いよ!遥、本当に可愛い!!」




バラバラだった髪の毛も可愛らしくなっていた。


鏡に映る私は、なんだか今までの自分じゃ無くなったみたいで少し違和感が残る。



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