冷たい彼は旦那さま


なんて冗談なのに、遥はいつも本気にして頬を真っ赤にするから尚更可愛い。


ほんとに、遥の事しか見えて無いからどうしたらいいのか最近はわからない。


「あのね、今日はハンバーグ作ってみたんだ」


こうやってたまに、敬語も無くなるようになってきた。


ほんと、たまになんだけど。


「遥が作ったのはなんでも美味しいよ」


そう言うと、嬉しそうに笑う。


この笑顔が見れるなら、他には何もいらない。


< 418 / 427 >

この作品をシェア

pagetop