おかあさんになりたい。 ~天使がくれたタカラモノ~
わたしはもう止まらないよ。
なやんで、苦しくて…
走るのをやめて、歩くこともあるかもしれない。
でももう止まらないよ。
私の前には見たくなかった上り坂が見えてきた。
その先に見えてくるのがどんなにつらい坂でも。
どんなに長い坂でも。
一歩、一歩、歩いてく。
まずは坂道の入り口に立つところから始めよう。
「よし…」
ザザア………
打ち寄せる波に負けないように、足を踏ん張って空を見た。
ここが始まり。
ぬけるような真っ青な青い空と、大きな海に背中をおされた。
空は笑ってる。
もう…大丈夫だよ。
ありがとう。3人の天使たち。
振り向くと、陽が見てる。
写メとってやったぞーって携帯を振っておどけてる。
陽も笑ってる。
私は笑いながら走りよった。
海と空を背にして。
なやんで、苦しくて…
走るのをやめて、歩くこともあるかもしれない。
でももう止まらないよ。
私の前には見たくなかった上り坂が見えてきた。
その先に見えてくるのがどんなにつらい坂でも。
どんなに長い坂でも。
一歩、一歩、歩いてく。
まずは坂道の入り口に立つところから始めよう。
「よし…」
ザザア………
打ち寄せる波に負けないように、足を踏ん張って空を見た。
ここが始まり。
ぬけるような真っ青な青い空と、大きな海に背中をおされた。
空は笑ってる。
もう…大丈夫だよ。
ありがとう。3人の天使たち。
振り向くと、陽が見てる。
写メとってやったぞーって携帯を振っておどけてる。
陽も笑ってる。
私は笑いながら走りよった。
海と空を背にして。