呪いのアプリ
「麻奈も、ほどほどに使えばいいよ。洋子みたいに」



そう言われても…。



やがて、昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴った。



また、眠たい授業の始まりの知らせでもある。



ただ、今は頭の中が呪いのアプリのことで一杯で、授業中に眠ることすらもしなかった。



やはり、呪いはあるのだろうか。



実際、1日に2度もそのような場面に遭遇した。



ただし、なにか嫌な予感もする。



胡散臭いアプリなだけに。
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