君のとなりがあたたかくて···

想い続けて···

「なんか、懐かしいなぁ~昔はよく2人で帰ってたんだよ!」


「そうだっけ?」


「あはは、ほんとになにも覚えてないんだね、眞中君は」


「すまん···」


「ほんとなにをするのも2人一緒だったんだよ、幼稚園へ行くのも、お昼寝するのも、帰るのも」


「そうだったような気がしてきた」


「私は忘れたことなんてなかったのにな···」


「ん?なんか言ったかしーちゃん」


「眞中君は彼女のこと好き?」


「!」


あまりに意外な質問だったのでおどろいてしまった
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