レディ・リズの冒険あるいは忠実なる執事の受難
 時々練習しているから腕は鈍っていないはずだ。パーカーはいやな顔をしていたけれど、続けていてよかった。

 銃をベッドに置いてもう一度クローゼットを開く。銃のホルスターを取り出して、腰のベルトに通した。どうしても目立ってしまう。

 ハンドバッグに銃を入れてみた。ハンドバッグに手を入れた段階で撃たれるだろう。

 いろいろと考え合わせた結果、やはり脚につけておくのが一番いいだろうという結論に達した。

 いざという時には、スカートをまくり上げなければならないのだけれど、きっとそんなことにかまっている余裕はないだろう。
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