エリートな彼に恋してる。(更新停止中)





あたしは俯いて震えていた。

後悔してもしきれない。

あたしの無茶のせいで、奏以外にもたくさんの人に迷惑をかけた。





「反省してるならいい」




そう言って奏はスッキリした顔でグラスに入っているジュースを飲んだ。




「あいつらはたいして怒ってねーよ。

冗談みてーな奴らだから」





そうなの?

本当にそうなのか!?

しかも、あのかっこいいFが冗談だなんて。

あたしだったらブチ切れるけどな、新車の中で吐かれたら。




何だかよく分からない。

とりあえず、合わす顔がないということだけは確かなようだ。




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