エリートな彼に恋してる。(更新停止中)








「かんぱーい!!」




あたしは、ビールのジョッキを突き出していた。

グラスとグラスがぶつかり、涼しげな音を立てる。

そして、あたしはビールを一気に飲み干した。



仕事終わりの一杯!

やっぱり最高だ。





だが……





「柑奈ちゃん、豪快な飲みっぷりだね」




前に座る男性があたしを見て言う。



まずい、忘れてた!

あたしは今、合コン中だ。

もとから女子力がないあたし。

これ以上女子力を下げることをしてはいけない!!




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