白い闇に囚われてー刹那の風花ー【完】
「そっか。ってことは、ふー一人か?」
「そうだな。メシ作んなきゃ」
雑な晩飯になりそうだ。
「私作ろっか?」
「刹那も自分家で作るのか」
「そうじゃないよ。ふーの家でメシ作ろうかって言ってんの」
「……刹那料理出来るの?」
あの膝すりむいて大泣きしてそれでも立ち上がってトンボ追いかけてた刹那が?
「出来るよ! 普通程度だけど、たぶんふーが作るよりはマシに出来ると思う」
……牙剥いて怒られた。