白い闇に囚われてー刹那の風花ー【完】


「バカしそうになったら殴れつったのお前だ」



「今は結構まともだよ!」



「胸倉摑み上げている奴がか?」



「う……」
 


壱星の胸倉摑み上げている当人の俺には反論出来ない……。



「取りあえず落ち着け雅風。理波なら今寝ている。だから静かにと言ったんだ」
 


壱星に手を払われた。



何だ、そうなのか……





「……無事、なんだな?」




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