白い闇に囚われてー刹那の風花ー【完】
ジークが、授業ぶっ壊されたのに怒らないで、むしろ心配しているような顔で訊いてきた。
完全に友達感覚な教師。
「あ、ごめん。喧嘩とかじゃない」
「そうかあ? じゃあ授業続ける……と思ったがやめだ」
「はっ?」
「この雰囲気でどう授業せいっつーんだお前は。誰もこっち見てないだろうが」
「「あ」」
刹那と一緒に固まった。
教室中の視線を集めていた。
……恥ずかしー。
ジークが二回手を打った。