白い闇に囚われてー刹那の風花ー【完】
「愛璃! もういいだろ。お前らも勘弁してくれよ」
白旗降参だ。
「えー、じゃあまた今度ね」
「また今度はない」
棘のある俺に応えたのは委員長だった。
「だってもう終業だし。みんなー、ちゃんとノート提出するんだよ。
したらまたこんな授業があるかもだから」
「やめてくれ!」
そこでチャイムが鳴った。
助けられたんだか足元掬われたんだか……。
そのまま俺は、にまにまするクラスメイトたちににまにまされていた……。
……何なんだよお前らー。泣きてー。