年上ヴァンパイア




藤咲くんはそっけない返事をすると、私に近づいてきた。

そして、耳元で、


「気を付けろ。」


一言そういった。
私は意味がわからず首をかしげた。

藤咲くんは、自分の席に戻っていった。

女子たちに睨まれる私。
私は逃げるようにその場を立ち去った。



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