年上ヴァンパイア




「ケチ~。」


「ケチで結構。」


「むぅ~。」


穂乃はそういって頬を膨らませた。

私はクスッと笑う。


てか、“気を付けろ”ってなんなのだろう。
危険を感じたらって言ってたけど、何か危ないことでも起きるのかな…。



この私の想像が的中することになるのを
今の私はまだ知らない…。



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