年上ヴァンパイア




「感謝する。
じゃあ、契約しに行くぞっ。」


彼はそういうと、私を抱き上げた。


「きゃっ。」


「ちゃんと掴まってろよ。」


急に彼の背中に翼がはえた。
そして、ゆっくり上昇していき、
何か黒い輪の中に入っていった。



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