続・銀髪姫と不良幹部
地面を思いっきり蹴り、拳を振り下ろす。


ちっ、避けられたか。


まぁいい。


こっからが本気だっ!


「うりゃぁぁあぁあ!」


ぶんと空気を殴る音がする。


重い拳。


いい拳をしていると思うが…隙がありすぎだっ!


また拳を振り下ろすが、ひらりと避けられる。


これは予想済み。


だけどこれはどうだろうな?


床に手をつき、足蹴りを食らわす。


さすがにこれは予想外だったのか、避けきれず急所に当たる。


倒れた代理に、口の端が上がる。


< 187 / 232 >

この作品をシェア

pagetop