Rain~不良彼氏~






コンビニまではバイクで2、3分くらい。


ようやくバイクに慣れてきた私はぎこちないながらも自分で乗り降りができるようになった。




「寒かった…」

「コンビニまじ天国」



そんな大袈裟なことを言うタイチにも今は頷ける。


それ程外は寒かったのだ。



私は真っ直ぐにお菓子コーナに向かうと目当てのモノを持ってタイチに渡した。




「タイチ、はい」

「おー…って、多くね?お前こんな食わねーだろ!」

「ストックだよストック」




そう言うとタイチは何かギャーギャー言ってたけど無視を決め込んだ。





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