Rain~不良彼氏~
14.




「寝てろ」




私をベッドに下ろすなり
そう言って部屋から出て行こうとする鬼神。





「オ、ニガミ…待って」

「…どうした?」




思わず呼び止めてしまった。
その声に振り返る鬼神。





今いる部屋は明るい。






だから、さっきまでは見えなかった
鬼神の表情がよく見えた。







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