そばにいたい!〜二重人格王子とラブ同居⁉︎〜
「…さっきつていつ?」
「だから、『分かってくれた?』って聞いたじゃない。さっき。」
…確か、さっきそんなようなお母さんの台詞を聞いたような聞き流したような…。
あ!思い出した!
結城くんがニヤッて笑ったから、
私が顔を下にしたとき…!!!
お母さん、
たしかにそんなようなこと言ってた。
でもっ…!
それは他のことに気を取られてお母さんの言葉が聞こえなくて。
顔をただ伏せただけで頷いてないし、偶然が偶然に重なったというか…!!
1人、アワアワしていたらお母さんがしびれを切らしたように立ち上がった。
「まあ、了承も得たし。私は夏休み、いないから。……よろしくね?」
フッと勝ち誇ったように笑うお母さんの瞳の中は、
…もう本気だ。