そばにいたい!〜二重人格王子とラブ同居⁉︎〜
❣気持ち❣

分かんない



☆:;;::;;:*:;;::;;:*:;;::;;:*:;;::;;:*:;;::;;:☆



「はぁ…はぁ…」

「…」



息切れをする私達の目の前には、腕を組んで眉を寄せている先生。



ゴクン、と私は喉を鳴らす。

お願い…!どうか…!!!




「……遅刻だ。」


「…ですよねー。」




教室にある時計を見ると、今は10:50。


完全なる、遅刻だ。

1時間目、出れなかった。



…ついてない!!


あ、でも…。


走ってるせいで、繋いだ手は離さないですんだから…、まあ、いいかな。




「お前ら早く席つけ。ペナルティーで今日は日直休みだからその分やっとけよー。」




「えぇっー!」




日直っていうのは、ゴミを片付けたり日誌を書いたりする月に一回くらい回ってくる当番らしい。



私はまだ、やったことないけれど。



京ちゃんいわく、相当面倒…らしい。





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