学生結婚しちゃいました


「……もう爆発しそうなんだよ!!
陽菜が傍に居るだけで、嬉しくて抱きしめたくて…。

本当はキスだってしたいのに…キスだけで終わる自信なんて…ない…。」



俺がそう言うと、少し頬を赤らめた陽菜が、ぶっきら棒に言う。



「…我慢しなくていいじゃない……。」



陽菜の言葉にクスクス笑いながら、ソッと頭を撫でた。



「陽菜の事、もう不安にさせたくないから、葵の事、きちんと解決してから触れたいんだ。」



「何よソレ…。じゃあ…葵さんとの話が終わったら……凄く…期待してるから……。」




そう言うと、陽菜は後ろを向いてしまった。

ぷぷっっ耳まで真っ赤になってる…。

でも…そんな事言ったら、また拗ねそうだから、俺は陽菜の耳元に唇を寄せて


「じゃあ…今夜は期待しておいて??」


そう囁いたんだ。



「///////////っっ!!」



ますます陽菜の耳は、真っ赤になってしまったのだった。



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