無口な同期とイチャラブ♡オフィス



明日になれば私は23歳で。その2日後には後輩が出来て先輩になって。

そんな風に毎日はあっという間に過ぎていく。


時々はヘコんだりする事もあるけれど、楽しい友達と大好きな恋人がいて、そんでこの大きな森で働ける私はものすごい幸せ者だ。


明日はどんな日になるのかな。いっぱい笑える日だといい。明後日も、その次もずっとずっと。



私は隣に座る優吾の手を、そっとテーブルの下で握った。

一瞬驚いた顔をして優吾がこちらを見る。

けれど、私がニーと笑うと優吾も優しい目元を細めて口元にカーブを描いた。

大きな手は優しく私の手を包む。


幸せだなぁなんて、温かくときめく想いを噛みしめながら私は確信する。


間違いない、明日も絶対に幸せな日になる、って。


だって、優吾がいっしょにいる限り
私は毎日、恋日和。



恋をしてると、毎日楽しい。


この幸せ、まだまだ終わりそうにありません。






【・おわり・】

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