幼なじみ。





学校に着いて、教室に中に入って自分の席に座る。




今日は愛雅が寝坊したからちょっと遅めに着いた。




「麻帆、おはよ?」




「心愛ちゃん、おはよ!」




いつもの明るい笑顔であたしの前に立って、挨拶してくれる。






「あ!そういえば、聞くの忘れてたんだけど・・・後夜祭の花火のとき、キスしてくれた?」






ちょっと、ニヤッと笑ながら心愛ちゃんがあたしに問い詰めてきた。




「うん、してもらったよ!」




キスの流れを詳しく聞いてくる心愛ちゃんに少し呆れながらも、全部話した。



すると、自分のことのように喜んでくれた。




「よかったね?おめでとう!」




「ありがとう!」




そういえば・・・・



最近心愛ちゃんの恋バナ聞いてないような・・・・




別れているなら、あたしに絶対泣いてでも話すよね?




「心愛ちゃん!最近、2つ上の彼氏とは上手くいってる?」





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