悪魔な秘密の巫女男子
ぐらり。
大地が動くような感覚。
「祝福。ありがたく、頂戴する。」
ふゅわぁぁぁっと、
いつの間にか、
真っ黒な靄とともに
王座に、人物が現れる。
あぁ、あれが王 か。
静かに手を下す。
・・・って めっちゃ、びじーーん!!
っていうか イケメン?
肩まである長めの髪に
美しく刺繍などが施された式服に
頭からにょっきりと生えた真っ黒な角・・・
僕以外のすべての奴が
びしぃっと 気を引き締めて 場の空気が一瞬で変わった。
おぉぉ。王様!って感じ。
思わず、関心。
宰相さんが手に持った杖を上にあげ、
「祝福はなされた!皆の者!わが王に 乾杯と、祝福を!!」
一斉に 大地が唸るような歓声。
僕の後ろでは、汗だくになった水の守護師が「はぁ。はぁ。」と肩で息をしていた。