悪魔な秘密の巫女男子



**



どんどん と激しいノック。

「失礼します!!アサヒ様!」


うーぅん。

うるさ・・・



ふわぁぁと欠伸をしながら

体を持ち上げる。

「お、おはよー。水の守護師さん。」

「あ。おはようございます。」

ぺこりと頭を下げる。



「って、違います!
 アサヒ様。あなた、昨日、どれだけ愛想振りまいたんですかぁ!!!??」

「はぁ??」

僕は、のっそりとベッドから起き上がる。


ここは、
水の守護師の城。


昨夜 へとへとになりながら帰ってきて
ばったりと寝たんだった。


おかげで、
つけていたベールやマントなどが散乱している。


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