私の彼氏は親友とデキていました

それから暫く、話が続いて玲央が帰る時間になった。




結局お父さんとお兄ちゃんは認めてくれなかった。




玲央と二人で家を出る。



「玲央...ごめんね」


「愛衣が謝ることねぇよ」


「でも、お父さんとお兄ちゃんが....」



「それだけ愛衣のこと大事にしてくれてるってことだろ。...大丈夫。何日でもかけて少しずつでも認めてもらうようにするから」






「な?だからそんな泣きそうな顔すんな」





ポンと私の頭の上に玲央の手がのる。




「うん....っ」






いつかきっと、お父さんとお兄ちゃんが玲央のこと認めてくれる日がくるよね。



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