愛されオーラに包まれて
『お前は、告白されたことがないって言ってたよな』
「はい、ないです」

私は桐生さんの夜景でキラキラ光る瞳をじっと見つめた。

『俺が、その第1号になってもいいか?』
「え?」

『俺、桐生泰河は、高松遥香を愛しています』

あの…今、何が起こっているの?

私、桐生さんに告白されたの?

『順番が、違ってしまったかも知れないけど、俺の、彼女になってもらえないか?』

私は、どうしたらいいのだろう。

『お前が、局長のことが好きなのは分かってる。でも、俺の気持ちはそう言うことだから』
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